公開日:2017/06/26 

季節の変わり目、お肌の調子がなんとなく悪いのは「ゆらぎ肌」かも?!

春先、梅雨時、夏の前後、急に乾燥してガサガサになったり、敏感になったりゴワゴワするという経験はありませんか。このような季節や気候の変化のゆらぎとともに起きるお肌の悩みを、美容の世界では「ゆらぎ肌」と呼んでいます。

いつもどおりに変わらない定番のスキンケアを一生懸命しているのに、お肌の調子がうまく整わなくて、荒れてしまうという人のために原因と対策方法を紹介します。

そもそも、ゆらぎ肌って何?

なんだか、最近お肌が固いような気がする、ゴワゴワする。お肌の調子が乱れやすく、すぐに荒れてしまう。小さなポツポツができやすい、頬に赤みが出やすい。これらは、特に春に感じやすい「ゆらぎ肌」の人に多いお肌の悩みです。

日本には四季があり、夏は暑く湿度が高く、冬は寒く乾燥するという気候の変化によって、美しい景色を生み出していますが、気温の変化や大気の状態が変わることでお肌への悪影響も多くあります。

特に最近は、空調設備が整っていたり、異常気象などで気温の変化が激しかったりと、私たちの体が季節の変化にうまく対応できずにお肌も不調に陥りやすいという人が多くなっています。今回は、季節ごとに起きやすい「ゆらぎ肌」の特徴と対策方法について紹介します。

春先〜初夏のお肌のムズムズとゴワゴワ

寒くて暗い冬を越えて気候が良くなり、桜やお花が咲き始めて心踊る季節の春ですが、1年の中でも一番ゆらぎ肌に傾きやすい季節でもあります。特に3月頃からは花粉の飛散が始まり、花粉症に悩まされるという人も多いため、お肌の状態を見落としがちになってしまいます。

冬の乾燥のダメージやトラブル、疲れが一気に出てしまうのもこの時期で、近年は花粉とともに増え続ける黄砂やもゆらぎ肌に拍車をかけています。冬のカサカサと春先のムズムズが合わさると、起きてしまうのがゴワゴワとしたお肌です。

アゴや口の周り、フェイスラインなどにも起きやすく、メイクで隠すのも難しくなります。また、頬の赤みやかゆみなども春に感じる方が多く、ストレスを受けやすい状況になっています。

対策方法はスキンケアにあり!

冬には乾燥するので、しっかりと油分の多いクリームを塗って保湿をするという人も多いと思いますが、足し算だけのケアではなく引き算のケアが必要になり始めるのがこの季節お肌の状態です。ゴマージュや角質ケアなどの、お肌の固さをリセットするためのケアを週に度行って、まずは余分なものをとることから始めましょう。

角質ケアには主に粒子の入ったタイプのもの、ジェル状のポロポロと落とすタイプ、塗って洗い流すタイプの種類があります。さらにオススメなのは、ゴマージュや角質ケアの後のパックやマスク。泥パックともよばれているクレイマスクがこの季節にはマストです。天然由来の成分であるクレイは吸着力があるため、お肌の汚れやゴワゴワを和らげることが期待できます。

春から初夏のゆらぎ肌対策のポイント

  1. 引き算のケアを意識
  2. 洗顔、クレンジングを丁寧に
  3. 角質ケアや泥パックも追加

梅雨前後の乾燥とテカリ、くすみ

春のゆらぎ肌が落ち着いたと思ったら次にお肌の不調が起きやすいのがこの梅雨時です。湿度が徐々に上がり、一見ベタベタとするように思える季節ですが、春先にはすでにPM2.5や花粉によるお肌のダメージを受けています。

五月病という言葉があるように、新生活が始まった緊張が緩み、ゆらぎ始めることも影響します。特に大人のお肌では、乾燥することで起きる余分な皮脂の放出によるテカリが多いため、気になって洗えば洗うほどまた乾燥していくという悪循環が生まれてしまいます。

また、東洋医学的に見て、この時期は冷えやすい時期とされています。実際に、梅雨時は突然の雨に降られて濡れることも多く、冷房があちらこちらで強くなり始めるため、思っている以上に冷えやすいものです。そのため、お肌の巡りが悪くなり、くすみやむくみも起きやすくなります。

この季節に必要なケアはコレ!

春先からのゴワゴワのリセットのために行っていた角質ケアやゴマージュはできれば継続し、この季節に加えて欲しいのは水分補給ができるシートパックです。冬までの乾燥から解放されて、保湿に目が行かなくなりやすい季節ですが、軽い水分補給を行うようにして来るべき夏に備えておくようにしましょう。むくみが気になりやすい人は、スキンケアの初めと最後に鎖骨の上のくぼみを軽くプッシュ。

さらに余裕のある人は、首の上から鎖骨までを4本の指でスライドさせて、鎖骨の上まで滑らせるという動きを5回ほど行いましょう。鎖骨のちょうど上に、体中のリンパが静脈に注ぐ場所があります。この部分を軽く刺激することで、顔や首回りにある余分なものをすっきりとさせ、むくみやくすみの対策になります。

また、冷え防止として、雨が降る日の外出時には素足を避けてブーツを履いたり、温度変化に対応できる羽織ものやストールなどを使用して冷えないようにすることで体の巡りを良くするように心がけましょう。

梅雨前後のゆらぎ肌対策のポイント

  1. 冷やさないように意識する
  2. 巡りを良くするためのマッサージを
  3. 水分保湿を忘れない

夏〜秋にかけてのお肌のゆらぎ

紫外線のダメージ、汗によるお肌への刺激をたっぷりと受けることの多い夏から徐々に乾燥し始める秋。化粧品を多く取り扱う百貨店では、8月はコスメの売り上げが落ちやすい時期で、一般的にスキンケアから遠ざかりがちになりやすい季節です。せっかく効果があるといわれている化粧品を使っても汗ですぐに流れてしまうし、ずっとべたついているので自然に潤っているように感じてしまうこと、思い当たりませんか?

最近は秋に入っても暑い時期が続き夏の時間が長いことが多いので、クリームを塗らないなどの手抜きケアを行っていると起きやすいのが、この季節のゆらぎ肌です。紫外線を浴び、冷房の風を受けることでお肌は非常に乾燥します。さらに、移動中にかいた汗を拭き取らずにそのままにしていると、かゆみが出たり、荒れたりする原因にもなってしまいます。

夏の日差しや暑さのダメージを受けたお肌のケア

知らず知らずのうちに、紫外線や冷房、汗からのダメージを受けているお肌ですが、ケアをしたくなくなるのもこの季節の特徴です。夏バテにより食欲が落ちたり、栄養バランスも崩れたりしやすい時期なので、内側からのケアとしてビタミンCやEを積極的に摂るようにしましょう。

キウイ、レモン、アセロラなどのフルーツを摂るのもオススメです。また、日焼けをした後にはお肌は非常に乾燥します。必ず保湿をしっかりと行わなければ、バリア機能の低下を招き、シミやシワなどのお肌の悩みの原因になってしまいます。

シミ予防には角質ケアも効果的です。夏場は、乳液などの軽い化粧品を使用していてもできれば早い段階で、美容液としてオイルを取り入れるとお肌のダメージのリカバーになります。

夏から秋のケア、ポイント

  1. ビタミンCを摂る
  2. 日焼け後には保湿を忘れずに
  3. シミ予防の角質ケアを

お肌の状態を見つめ直し、季節に合わせたスキンケアをしよう

そんなにひどくはないけれど、なんとなくお肌が落ち着かない、ゆらいでいるような気がする、という「ゆらぎ肌」に悩む人は年々増えています。

気温や湿度が安定しない季節の変わり目には、お肌の状態の変化も起きやすいのでじっくりと自分のお肌を見つめ直すことが大切です。お肌の状態と向き合って、スキンケアを行うようにしましょう。

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Editor's Information

季節の変わり目、お肌の調子がなんとなく悪いのは「ゆらぎ肌」かも?!
Mirai(みらい)
ライター。
日本の鍼灸師、フランスのエステティシャン国家資格取得、15年活動したのち、現在はフリーで美容鍼灸やエステの施術、フランス語翻訳、ライター、後進の育成など幅広く活躍中。
趣味は旅行、近日中に40ヶ国訪問達成が目標。