公開日:2017/06/15  最終更新日:2018/11/16

内側から美しくなれると人気!日本のスーパーフード

スーパーフードといえば、海外のダイエット食として人気のある食材として知られています。スーパーフードは海外のものだけと思っている方も多いのではないでしょうか。実は日本にも、内側から美しくなれる誇るべき栄養満点のスーパーフード食材がたくさんあります。私たちの身近にある食材で、手軽に食べられるスーパーフードをご紹介します。

栄養が豊富な味噌の魅力とは?

味噌に含まれる栄養素

味噌は日本人にとっては身近な食材で、昔からある発酵食品です。その歴史は古く、平安時代の文献に残されており、食べ物につけたり、舐めたりして食べられていました。日本のスーパーフードを代表する味噌は、酵素によってその豊富なたんぱく質が分解されるほか、人間の生命維持に必要な必須アミノ酸8種が全て含まれています。

その他にも、発酵することによりビタミンが豊富になり、ビタミンB1・B2・B6・B12・E・K・葉酸、他にもナトリウムやカルシウム、カリウム、食物繊維、悪玉コレステロールを減らすといわれている一価不飽和脂肪酸などたくさんの栄養素が含まれています。大豆から発酵させて味噌にすることで、さらに栄養豊かなスーパーフードへと変身した食材です。

スーパーフードといわれる味噌の効能と働き

味噌の魅力は消化吸収されやすいことです。消化吸収がよい理由のひとつに酵素の存在があります。酵素によって味噌の原料である大豆のたんぱく質が分解され、アミノ酸とブドウ糖に変化します。これにより消化吸収されやすくなるのです。

また、味噌には病気になる原因とされるさまざまなものから、体を守る働きがあるといわれています。例えば味噌に含まれる大豆レシチンやリノール酸は血中コレステロールを抑制してくれる働きがあったり、胃がんや乳がんのリスクを下げてくれたりとうれしい働きをしてくれます。

また、大豆成分にはアンチエイジング効果があるともいわれています。大豆を発酵させて味噌にすることで、体質改善が期待できるスーパーフードなのです。

味噌を食生活に取り入れる

味噌の魅力は伝わりましたか?身体の内側から美しくなるために、さっそく日本のスーパーフードである味噌を食生活に取り入れてみましょう。まずは代表的なメニューである「お味噌汁」がおすすめ。

日本食の定番の組み合わせであるごはんと、必須アミノ酸が豊富な味噌汁はバランスもよく日本人に向いているメニューです。とはいえ、味噌汁による塩分のとり過ぎを気にされる方もいるかもしれません。

味噌汁には塩分があるので、飲み過ぎると成人病などの病気を引き起こす原因にもなります。ですが畑のお肉との別名を持つ大豆からつくる味噌は、肉類に比べ日本人の体質に合ったたんぱく質を摂取できる食材といわれています。

ナットウキナーゼは血液のデトックス効果があるの?

大豆からつくる納豆に含まれる栄養素

納豆の歴史にはいくつかの説があります。「弥生時代に自然発酵してできた説」や「聖徳太子が余った煮豆を藁で包んでいたら自然発酵した説」「戦時中に農民が藁に煮た大豆を包んで献上したものが自然発酵した説」などがあります。

納豆には糸引き納豆と、麹納豆という2種類があり、麹納豆に関しては海外からの伝来によるものという説もあります。ここでは、糸引き納豆の栄養素について触れていきます。納豆は、大豆に納豆菌を加えて発酵させた発酵食品です。

その納豆に含まれる栄養素は豊富で、ビタミンはビタミンB1・B2・B3・B6・Eが、ミネラル類ならカリウムやカルシウム、リンなどが含まれています。また、女性が分泌する特有のホルモンに似た、ポリフェノールの一種である大豆イソフラボンも豊富で、良質なたんぱく質や食物繊維もとれる食品です。

内側から美しくなるための納豆の効能と働き

納豆には、血液をサラサラにするナットウキナーゼや、新陳代謝やアンチエイジングに必要な細胞を再生させるための成分ポリアミン、細胞の老廃物を排出してくれる働きをするレシチンなどが代表的な成分として含まれています。

また、糸引き納豆にはビタミンB系の成分も豊富。疲労回復に必要なビタミンB1や、肌や粘膜などの健康を保つビタミンB2、脳神経の働きを手助けするビタミンB2やB3(ナイアシン)、赤血球を作るのに欠かせない葉酸、身体を錆びさせない抗酸化のビタミンEなどがあります。また、カルシウムなどのミネラルもあり骨格形成をしている骨や歯の健康維持に役立ちます。

女性に嬉しい納豆成分

特に女性に嬉しい成分のひとつで、大豆イソフラボンという成分があります。納豆は大豆から作られている食品なので、大豆イソフラボンがとても豊富です。大豆イソフラボンは、体内に入ると女性ホルモンの「エストロゲン」に似た働きをする成分です。

年齢を重ねてエストロゲンの分泌が不足すると、更年期障害や骨粗しょう症などの病気になりやすくなりますが、大豆イソフラボンを摂取することで緩和されることもあるかもしれません。さらには、乳がんの予防効果も期待できるので、納豆は特に女性に食べて欲しい日本のスーパーフードなのです。

また、食物繊維も豊富で摂取することで便の量が増え、腸内の老廃物を体外へ排出する働きが活発になります。腸内環境を整えることで、肌荒れやニキビなどの肌トラブルを改善する効果も期待できます。

梅干しに隠された美容効果とは!?

梅は漬けるとスーパーフードになるのか?

梅干しは青梅を漬けて作った食材で、寝かせておく年数によって値段も高価になっていきます。青梅は、青酸配糖体という梅が種を守るための毒素をその実に含んでいます。特に木になりたての幼い梅にはその毒性は強く、口にすると呼吸困難やめまいなどをおこします。

しかし、その梅を漬けることで毒素は分解されて毒性はなくなり、美味しい梅干しへと変化するのです。梅干しの発祥については、はっきりとはわかっていませんが中国という説と、日本という説があります。

日本の文献によると奈良時代にはすでに、梅が生のまま果実として食べられています。昔から日本で食べられている梅干しには、疲れを回復する酸が含まれていて、栄養素も高く、ビタミンやミネラルが豊富に含まれているスーパーフードです。

梅干しの効能と働き

梅干しはさまざまな栄養素が含まれた食材です。疲労回復によいとされる、老廃物の排出を促すクエン酸は、代謝を活性化させる働きがあります。さらにクエン酸の酸味は、唾液の分泌を促進して食欲を増進させる働きがあるので、暑い季節の食欲減退対策にもおすすめです。

また、梅干しに含まれるクエン酸には、血液をサラサラにする作用があり、これにより血流がよくなり、むくみの改善にもつながります。さらには体の内臓の働きが活発になり、抵抗力や免疫力アップにも効果が期待できます。梅干し1個でこれほどの働きをしてくれるとは、これぞまさにスーパーフードですね。

梅干しを普段の食生活に取り入れる

梅干しはアルカリ性食品なので、食べるだけで酸性に偏った体を中和させる働きをしてくれます。梅干しの種類としては、塩漬けされたものや、シロップ漬け、お酒で漬けた梅酒などがあります。漬けてある硬さも、カリカリした食感のものと柔らかい食感のものがあります。

梅干しを普段の食生活に取り入れる方法として、そのままおやつ代わりに食べるのがおすすめです。また、梅肉だけを種からはがしてペースト状のものをドレッシングにしてサラダにかけたり、塩分の代わりとして使うのもよいでしょう。

特にお肉などの体を酸性にする食事をした時には、梅干しを食べることで体内を中和させ、ph(ペーハー)のバランスを保つことができます。

日本のスーパーフード食材を活用して、内側から美しく

  • 野菜を主食としていた日本人は、植物性由来の食品との相性がよい
  • 日本のスーパーフードといわれる食べ物は、保存がきくものが多い
  • 普段の食事に少しずつ取り入れるだけで、体の内側から健康になる食生活が送ることができる

日本のスーパーフードと呼ばれるものは私たちの身近にある食材「味噌」「納豆」「梅干し」などです。

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