公開日:2017/10/23 最終更新日:2017/10/05

虫歯の放置は危険!?その理由と基本的な虫歯の治療法

「甘いものを食べると歯が痛むけど我慢している」
「歯医者が苦手で虫歯の治療を受けに行くのが億劫…」
このように、虫歯を放置している方は多いことでしょう。つい見てみぬふりをしてしまう虫歯ですが、長期間にわたって放置すると顔の歪みや健康への影響がある上に、最悪の場合死につながる病気まで引き起こす可能性があります。
虫歯の放置の危険性をきちんと理解し、症状に合った治療を行いましょう。
今回は、虫歯を放置することで体にどんな悪影響が及ぶのか、また虫歯治療にはどんな方法があるのかをご紹介します。

虫歯の放置による体への悪影響とその理由

虫歯を虫刺され程度に考える方も少なくありませんが、一度虫歯ができると徐々に症状が進行していき、しみたり痛んだりするようになります。最近では、虫歯の自然治癒が可能だという意見もありますが、これは初期段階の限られた期間のみ。痛みなどの刺激を感じている場合には、いち早く治療を受けることが大切です。
では、なぜ虫歯の治療がそこまで重視されているのか、その理由を見ていきましょう。

噛み合わせが悪くなる

虫歯を放置すると歯が溶けた状態になり、その際にできた隙間を埋めるために歯が少しずつ移動していきます。すると、徐々に噛み合わせが悪くなり、顎関節症や顔面神経痛などを引き起こしてしまうのです。
また、歯並びが変わったり噛み合わせが悪くなると、顔が歪む恐れもあるため、外見にも大きな影響を与えます。

命に関わる病気を引き起こす

虫歯を放置して重症化した場合、以下のような病気を引き起こす恐れがあります。
  • 副鼻腔炎
  • 骨髄炎
  • 敗血症
  • 心筋梗塞
  • 脳梗塞
  • 肺炎
虫歯菌が血液に乗って全身に流れることで、これらの病気を引き起こしてしまうのです。
「自分は大丈夫」と油断しがちですが、実際に虫歯を放置したことが原因で死に至ったケースも数多く報告されています。
虫歯の放置は大変危険なため、早期治療に取り掛かることが大切です。

事前にチェック!虫歯の治療法

歯の痛みやしみるなどの刺激を感じたときには、いち早く歯医者へと足を運ぶことが重要です。虫歯の治療では一体どのようなことが行われるのかを事前にチェックしておきましょう。

進行度1の虫歯(C0)の治療

虫歯は、進行度合いによって治療法が変わります。
歯のエナメル層が少し溶けた程度の初期虫歯には、フッ素を塗って再石灰化を促すという治療法が一般的です。

進行度2の虫歯(C1)の治療

歯に小さく穴が開いた虫歯はC1という状態で、一部を削り詰め物をする治療が行われます。コンポジットレジンという本物の歯に近い色合いのプラスチックを使うことで、キレイな見た目に仕上げることができます。

進行度3の虫歯(C2)の治療

C2になると、エナメル層の奥にある象牙質にまで虫歯が進行するため痛みが現れます。
治療法はC1とほぼ同じですが、麻酔を使って神経を抜くことがあります。

進行度4の虫歯(C3)の治療

象牙質の奥にある歯髄にまで進行した虫歯で、ズキズキとした痛みが現れるのがC3です。
この場合は、虫歯部分を除去したあと、歯髄の中に薬剤を入れて被せ物を使用します。

進行度5の虫歯(C4)の治療

虫歯がもっとも進行した状態をC4といい、歯の根っこまで溶けて歯髄も死んでいる状態です。この場合は抜歯をし、ブリッジや入れ歯、インプラント治療などが行われます。

虫歯の放置は危険!?その理由と基本的な虫歯の治療法

虫歯は進行すれば進行するほど治療が難しくなり、費用もかかります。治療期間が長くなる可能性もあるため、歯医者に通う手間も増えてしまいます。
キレイな顔立ちや全身の健康を守るためにも、定期検診や早めの治療を心掛けましょう。

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