公開日:2017/12/19 

鼻うがいの効果とは?正しいやり方解説とおすすめ商品を紹介

花粉症や風邪で鼻づまりがひどいと、取り外して洗いたい気持ちになりますよね。そんな辛い鼻づまりに効果的とされるのが鼻うがいです。ほかにはどんな効果がある?やり方は?鼻うがいについて解説するとともに、おすすめの市販品をご紹介します。

鼻づまりの解消に効果的な鼻うがい

鼻うがいは花粉症の症状緩和に効果的

花粉症の辛い症状に、ひっきりなしに出るくしゃみや、息苦しくなる鼻づまりがあります。呼吸をするたびに、鼻の奥にある上咽頭の粘膜に花粉が入り込むことで引き起こされる症状です。

粘膜にはとても細かな毛がたくさん生えていて、異物をのどの奥へ運んで外へ出そうとする働きをします。毛が生えていない場所に花粉がつくと、取り除けない場合も。

そこでおすすめなのが鼻うがいです。鼻うがいをすることで鼻にの内部に流れていき、残っていた花粉を洗い流せます。辛いくしゃみや鼻水といった症状を緩和できる理にかなった方法です。

鼻うがいは風邪の予防にも効果的

鼻うがいはウイルスや細菌に対しても、花粉症と同様の効果が期待できるとされています。鼻の粘膜にウイルスがついて風邪を引き起こすので、予防策に取り入れるのに良さそうですね。

鼻の内部に侵入してきたウイルスを、早めに洗い流して風邪から防御しましょう。風邪のウイルスは、鼻やのどの粘膜にくっついて体内で増殖していきます。さらにしっかり予防する場合は、鼻うがいと共にのどうがいも行うのがおすすめです。

また、副鼻腔炎(蓄膿症)の症状にも鼻うがいが役に立つと考えられています。副鼻腔炎にかかると、粘り気のある鼻水が鼻の中に溜まります。鼻の内部にある粘膜は、細菌に感染した状態になっているので、洗い流して清潔にすることが大切です。症状の悪化を防ぐために、鼻うがいで粘膜の炎症を予防しましょう。

鼻うがいをするときに注意すべきこと

鼻はもともと水を流す器官ではないので、鼻うがいを行うときは注意が必要です。きちんと手順を守らないと、鼻の機能に影響が出たり、症状が悪化してしまったり、中耳炎につながる可能性もあります。

鼻に真水が入ると、水と体液の浸透圧の差によって鼻や耳の奥に痛みを感じます。痛みを防ぐためには、体液に近い状態の一定の塩分が含まれた生理食塩水を使うのがポイントです。

Point!

自分で生理食塩水を作る場合は、容器に大さじ1杯ほどの食塩を入れぬるま湯を張ります。例えば、ぬるま湯1リットルに対して食塩の量は9グラムです。


水道水を使うなら必ず一度沸とうさせることをお忘れなく。沸とう後に冷めたものを使用します。衛生面に問題があるので、24時間以内に使い切ることが重要です。

鼻うがいの具体的なやり方とポイントを解説

鼻うがいで気をつけたい3つのポイント

欧米では定番となっている鼻うがいですが、日本ではまだ一般的とは言いきれません。自己流で鼻うがいをするのは危険を伴うので、しっかり手順を確認して行いましょう。

鼻うがいを行う前に気をつけたいポイントが3つあります。鼻うがいで大切なのは、「洗浄液の温度」、「浸透圧の濃度」、「水圧」です。

Point!

1つ目の洗浄液の温度については、38〜42度が理想です。2つ目の浸透圧の濃度ですが、前述の生理食塩水の作り方でご紹介した例のように、塩分0.9%にします。3つ目の水圧は、自分に合った適度な水圧で流すことがポイントです。

鼻うがいを行うときの正しい手順を確認

自己流のやり方で鼻うがいをするのは危険なので、正しい手順を守って行いましょう。

鼻うがいの手順は、まず頭を大きく後ろに傾けて、片側の鼻を指で押さえ鼻の穴をふさぎます。次に逆側の鼻の穴から、水圧に気をつけてゆっくり生理食塩水を入れます。最後に口の中に流れてきた生理食塩水を吐き出しましょう。この動作により鼻の奥まで洗い流すことができます。

生理食塩水は作り置きせずその都度作る必要があるので、面倒な場合は市販の鼻専用洗浄液を利用すると便利です。

鼻うがいは慣れるまで時間がかかるので、うまくいかない場合はスポイトを使うのがおすすめ。斜め上に目線を向けるようにして顔をあげたら、目薬を指すような感じで両方の鼻の穴に生理食塩水を入れます。

鼻うがいのやりすぎには注意が必要

鼻うがいは、鼻の奥の異物を洗い流すのに有効とされていますが、何度も繰り返していると粘膜の機能が損なわれる恐れも。鼻の粘膜は、適度な粘液と安定した温度で環境が保たれています。

強い刺激を受けると粘膜に異常が生じる可能性があるので注意が必要です。鼻うがいをやり過ぎると、粘膜に生えている細かな毛にダメージを与えてしまったり、のどの奥から耳管などに水が入り込んで中耳炎を引き起たりする危険性があります。

不安を感じる場合や初めて行うときは、耳鼻科などで医師から指導を受けるようにしましょう。正しいやり方で実践できるようになれば、鼻うがいの効果が出やすくなります。

使いやすいおすすめの鼻うがい市販薬3選

おすすめ鼻うがい市販薬「ハナノア」

おすすめの鼻うがい市販薬1つ目は「ハナノア」です。本体は円筒状になっていて、鼻腔内に挿入するための供給突起部分とノズル部と、手持ち部分の2つの部品から構成されています。

鼻の穴に挿入して洗浄液を流し込むことで、鼻の奥までしっかり洗えます。洗浄液は体液に近い成分で作られていて、しみにくいのが特徴です。ミントの香りで、すっきりと爽やかに。

使い方は、まず本体の目盛り線を目安に洗浄液を入れて、ノズルをつけます。次に液を鼻の中に流し込みます。正面を向いて洗浄器具を鼻の穴にフィットさせたら、洗浄器具の真ん中を押して洗浄液を鼻の中に流し込みましょう。

最後に、口に流れ込んだ洗浄液を吐き出します。洗浄液が鼻の穴から出ることもあるので注意してください。価格は、「ハナノアa 洗浄器具+専用洗浄液300ml」が税込1,000円、「ハナノア専用洗浄液 500mL」が税込800円です。

おすすめ鼻うがい市販薬「ハナクリーンS」

「鼻クリーンS」は、片手で使えるハンディタイプの鼻うがい液です。1回分150ミリリットルの洗浄液を使って鼻の中をきれいに洗います。ボディプッシュ仕様のため、押し加減で水圧を調整しやすいのが特徴です。初めての人にも使いやすく、子ども用の鼻うがい洗浄器にも向いています。

また、ノズルがスライド式でコンパクトサイズに収納できるので、携帯して外出先で使えるのも便利なところ。携帯用鼻洗浄器としての特許も取得しているので安心ですね。

使い方は、まずお湯をボトルに注いで温度計で適温になるのを確認したら、専用洗浄剤「サーレS」をしっかり溶かしボトルにセットします。次にボトルを押してお好みの水圧に調節しながら3〜5回ずつ洗浄しましょう。洗浄中は鼻や口から洗浄液が出てきます。最後に片鼻ずつやさしくかみます。価格は税抜3,950円です。

おすすめの鼻うがい市販「ナサリン」

「ナサリン」は、薬剤を使用しないのが特徴の鼻洗浄器です。シリコーンチップ採用で鼻にやさしくフィットし、乾燥した鼻に食塩水をやさしく流します。風邪やアレルギーに伴う鼻の症状に効果的です。

また、鼻に刺激のある埃っぽい場所や、煙が立ち込めるような場所で長時間過ごした場合にも、鼻の刺激物を取り除いて鼻通りをスムーズにします。

使い方は、まずぬるま湯250ミリリットルに塩小さじ2分の1杯をかき回したら、ナサリン専用塩1袋を溶かして食塩水を作ります。注射器が満タンになるまで食塩水を入れましょう。次に鼻の穴をふさぐようにしてチップを鼻にあて、「アー」と発声しながら食塩水を注入します。5秒くらいかけてゆっくり行うのがポイントです。

最後にティッシュで鼻をかみます。頭を前に傾けて左右にゆっくり振ると、鼻に溜まった食塩水を取り除くのに効果的です。価格は、税込2,700円です。

鼻うがいで粘膜についた異物を洗浄

鼻うがいは、粘膜に溜まった花粉を洗い流して鼻づまりの辛い症状を和らげる効果が期待できます。ウイルスや細菌にも効果的で風邪予防にもおすすめです。自己流で行わず正しい手順で行うことが重要で、便利な市販品の活用がおすすめです。

不安がある場合は、耳鼻科などの医師に相談し指導を受けましょう。真水で洗ったり、水圧が強かったりすると危険です。慣れないうちはゆっくり手順を確認しながら行いましょう。

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