公開日:2017/05/19  最終更新日:2018/10/29

マカダミアナッツオイルが乾燥肌の人向けな理由とその効果

マカダミアナッツオイルは、乾燥肌を保湿する栄養素が多く含まれる、美容効果の高い植物性オイルです。今回は、今注目されているマカダミアナッツオイルの効果や使い方に迫ってみました。

マカダミアナッツとはどんなもの?

マカダミアナッツとは

マカダミアナッツはオーストラリアが原産地。常緑樹のヤマモガシ科で、果実が熟して破裂したときに採取できる白い実が、このマカダミアナッツなのです。サクサクとした食感と香ばしい風味で、おつまみにはもちろんチョコレートやクッキーのアクセントとしても人気ですよね。

マカダミアナッツが食べられるようになったのは19世紀半ばといわれており、歴史の浅い食べ物です。マカダミアナッツといえば、ハワイのお土産というイメージがあるかもしれません。その背景には、19世紀終わり頃から経済的な栽培が始まり、ハワイへと移植されたことがあるようです。最近では、美容効果や栄養価が高いことから、注目されるようになりました。

マカダミアナッツは80パーセントが脂質

マカダミアナッツは、アーモンドやピーナッツなどと比べても、圧倒的に脂質が高いことが特徴です。なんとその量は、全体の約80パーセントにものぼります。脂質が多いということは当然エネルギー量も多く、100グラムで約700kcalほどあるともいわれています。

しかし、マカダミアナッツに含まれている脂質は、パルミトレイン酸やオレイン酸など、良質な脂質がほどんどを占めているのです。これらの脂質は不飽和脂肪酸と呼ばれており、酸化しにくく、たくさん含まれていても肥満にはつながりにくいと考えられています。

生活習慣病予防にも効果的

マカダミアナッツに含まれている脂質の約60パーセントを占めてるのが、不飽和脂肪酸。脂肪酸には、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2種類があり、それぞれ特徴が違います。

飽和脂肪酸は、肥満や生活習慣病の原因となる、コレステロール値や中性脂肪を増加させる原因ともなってしまうもの。一方、不飽和脂肪酸は体に必要な善玉コレステロールを減少させずに、悪玉コレステロールを減らす働きがあります。

悪玉コレステロールの増加は、様々な生活習慣病を引き起こしますが、不飽和脂肪酸は、その悪玉コレステロールを減少させるので、生活習慣病の予防にも効果的だといわれているのです。ですが、不飽和脂肪酸は体に必要な栄養素なのに体内で作り出すことができません。そのため、食事による摂取が必要不可欠となります。

乾燥肌に効くマカダミアナッツオイルの成分

オレイン酸は乾燥を防ぐ特効薬

人の表皮にある皮脂の約半分はオレイン酸でできているといわれています。皮脂には外部からの刺激をブロックする役割や、肌の水分量を保ち肌を乾燥から防ぐ役割も。つまり肌の表面にあるオレイン酸が不足することは、乾燥肌の一因となるのです。

マカダミアナッツオイルにはこのオレイン酸を多く含んでいます。そのため、乾燥肌にも効果が期待できるといわれているのです。また、オレイン酸には皮膚の状態を整えて柔らかくしてくれる働きがあるともいわれています。乾燥肌を改善して肌の状態を整えてくれる、優れものなんですね。

パルミトレイン酸はアンチエイチング効果も

人の表皮に含まれる皮脂の約半分はオレイン酸ですが、その次に多いといわれているのがこのパルミトレイン酸です。パルミトレイン酸は、人の皮脂に含まれている脂肪酸の約12パーセントを閉めているといわれています。そして、オメガ7脂肪酸の1つでもあり、若さの脂肪酸とも呼ばれているのです。

この脂肪酸は体内で作り出すことができ、それは脂肪組織や肝臓で生成されます。しかし30代を過ぎたあたりから、分泌量が減少する傾向にあるので、年齢とともに進む乾燥肌の原因とも考えられるのです。

マカダミアナッツオイルにはパルミトレイン酸も含まれているため、皮膚に必要となる皮脂を補うことができます。また、パルミトレイン酸には血管を厚くする効果があるといわれ、血行促進によるアンチエイチング効果も期待できるんですよ。

まだまだある!マカダミアナッツオイルが乾燥肌に効果的な理由

マカダミアナッツオイルには他にも、美肌にも欠かせない栄養素を多く含んでいます。まず、マカダミアナッツオイルに含まれている亜鉛は、肌や爪、髪の毛などの健康を維持するためには大切なミネラル。亜鉛が不足することで、湿疹や皮膚炎などが治りにくくなり肌荒れが長引く場合があります。

そして、マカダミアナッツオイルに含まれているビタミンは、乾燥肌を防ぐためには重要な栄養素です。ビタミンには粘膜や皮膚を正常に保つ働きがあります。しかし不足すると、肌の角質層にある保湿力が低下してしまうのです。

他にも、マカダミアナッツオイルにはカリウムやナイアシンも豊富に含まれています。このように、マカダミアナッツオイルには肌の乾燥や維持に必要な栄養素が多く含まれているため、美容成分として注目されるようになりました。

マカダミアナッツオイルの効果的なとり入れ方

食用のマカダミアナッツオイルの食べ方は

食用のマカダミアナッツオイルは、手軽にマカダミアナッツの美容成分を摂取することができとても便利です。サラダにかけたりサラダオイルの代わりとして使ったり、さまざまな使い方ができます。

マカダミアナッツオイルは、沸点が高いため実は揚げ物にも向いているのです。マカダミアナッツオイルの沸点は175度なので、酸化物質の発生を抑えながら揚げ物を楽しむことができてしまいます。

乾燥肌を防ぐための美容オイルとして

マカダミアナッツオイルはそのままたべるだけでなく、乾燥を防ぐための美容オイルとしても使用されています。マカダミアナッツオイルの成分は不飽和脂肪酸が多く含まれているため、酸化しにくく肌にやさしいといわれています。

また、肌への浸透率がいいため、肌の乾燥を防ぎながら肌を柔らかく整える効果もあるようです。お風呂上がりの乾燥を防ぐために、素肌にそのまま塗るボディオイルとして使用すると効果的でしょう。

こうしたことから、乾燥が気になるときのスキンケアアイテムとして、毎日のケアにプラスしている人も多いようです。しかし、植物成分のオイルのため、肌に合わない場合や、まれにアレルギーを起こすことも。自分の肌の状態を見ながら、継続して使用してみることが大切です。

不飽和脂肪酸の過剰摂取には注意

パルミトレイン酸やオレイン酸などの不飽和脂肪酸は、肌の乾燥を防ぎ肌の状態を整える効果があります。そのため、浸透の早いオイルとして使用すると効果も高いのですが、過剰摂取をすることで逆に肌荒れを引き起こす可能性があります。

不飽和脂肪酸は、肌に与えすぎるとターンオーバーが活発化しすぎてしまい、新しい角質が整う前に表皮がはがれおちてしまうことも。そうすると、肌荒れなどのトラブルにもつながりかねません。

また、オレイン酸は栄養価が高いため、過剰摂取をすると、アクネ菌などの細菌の栄養となることもあるようです。マカダミアナッツオイルは、1日の使用量を守って使うようにしましょう。

マカダミアナッツオイルは美容効果の高い注目の植物性オイル

  • マカダミアナッツオイルに含まれているパルミトレイン酸やオレイン酸には肌の乾燥を防ぐ効果がある
  • ビタミンや亜鉛、ナイアシンなど美肌に欠かせない成分が豊富
  • 1日の摂取量を守りながら、マカダミアナッツオイルをとり入れることが大切

マカダミアナッツオイルには、なかなか同時にとり入れることが難しいパルミトレイン酸やオレイン酸が含まれており、肌の乾燥を防ぐ効果が期待できます。

他にも、美容にいいといわれているビタミンや亜鉛なども含まれています。食用のオイルとしてはもちろん美容オイルとしても、自分にあった方法でとり入れてみましょう。

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