公開日:2017/06/15  最終更新日:2018/11/13

大切なニットを長く着るために正しいお手入れ方法を知ろう!

どんなに上質な素材を選んでも、必ずいつかは毛玉になってしまうのが、何かとメンテナンスが大変なニット素材の洋服です。お気に入りのニットをできるだけ長持ちさせるための、ニットの正しいお手入れの方法をお伝えします。

日頃から簡単に気をつけられる3つのポイント

いくらお気に入りでも毎日着るのはNG

ニット素材の洋服は、ふわふわとして着心地がよく、身にまとうだけでガーリーに女性らしく見せてくれます。それでいてしっかりと暖かいので、冬場などは特に、お気に入りのセータの出番がついつい増えてしまいがちです。

しかし、どんなに気に入っているアイテムでも、ニットの洋服は連日着用するとどうしても傷むのが早くなってしまいます。一度着用したニットは、少なくとも2~3日は休ませてあげるのが理想的です。汚れやすくなったり、摩擦で毛玉になりやすくなったりしてしまうのを避けるためには、お気に入りのニットはここぞというときに登場させてあげてくださいね。

脱いだらブラシをかけて、毛玉を取ろう

ニットというのは、どんなに上質なものでも、どうしても毛玉になりやすい素材です。毛玉は摩擦によってできてしまうので、腕と胴体が擦れたり、かばんと摩擦が起きたり、洗濯のときの摩擦さえ、ニットにとってはダメージのもとになります。毛玉だらけになってしまうと、途端に使用感がでてくたびれた印象になってしまいます。

ニットに毛玉ができるのは仕方ないのですが、毛玉を日々ケアしてあげるのが肝心です。コツコツと日々のお手入れをしてあげることで、ニットの洋服をいつまでも新品のような綺麗な状態に保つことができます。ニットを着た日は、脱いだらまずはブラシをかけ、ブラシでほこりなどの汚れを落としてあげましょう。また、小さくても毛玉になっている部分があれば、ひっぱらずにハサミで慎重に取りましょう。

ニットを着た日は、しまうまえにひと手間を

ブラシや毛玉の手入れを行わないときでも、脱いだニットをすぐにしまってしまうのはちょっと待ってください。冬でも、暖房の強いところに入ったり、電車の中などの移動中にコートの下でちょっと汗ばんだりと、実は冬場でもほんのり汗をかくシーンは少なくありません。ニットを脱いだら、襟元と脇の下にそっとタオルをあてて、汗を吸い取ってあげてください。

しばらくハンガーにかけておくと良いのですが、かけっぱなしにしてしますと重さで伸びてしまったり、埃がついてしまったりする可能性があります。少しのあいだハンガーにつるしておいたら、そのあとは畳んでタンスなどにしまってあげるとベストです。

ニットの洋服が汚れてしまったら

シミはとにかくすぐに対処して

お気に入りの洋服は、使用シーンが多くなってしまいがちです。もちろん、汚さずに綺麗に着ていられれば良いのですが、ときには飲み物や食べ物をこぼしてシミになってしまったということもありますよね。

シミは、とにかく早急に対処するのが肝心です。そのままにしておくと、毛糸自体が染まってしまったり、化学反応で変色をおこしてしまったりするなど、どうやってもとれない状態になってしまうこともあります。カシミヤなどの素材は自分ではどうすることもできないので、なるべく早くにクリーニングでシミ抜きをしてもらいましょう。ウールの素材の場合には、シミの部分の裏側にもテッシュやタオルをあて、表側からつまみ洗いをすると良いですよ。その後、ニットごと丸洗いすればOKです。

洗い方は表示と素材をしっかり確認

ニットを洗濯したいときは、まずは洗濯表示や素材を確認することから始めましょう。先ほどご説明したように、カシミヤやアンゴラのニットは自宅で洗濯することはできません。クリーニング屋さんに洗濯をお願いしましょう。

洗濯洗剤にも、ニット素材専用のものや、オーガニック素材向けのものなど、色々なものがラインナップされています。ニットの色や素材に合わせて負担の少ない洗剤を選びましょう。手洗いの場合には、基本的には押し洗いがオススメです。ニットを畳んだ状態でこすらずに、ぎゅっぎゅっと押すようにして洗いましょう。こうすれば、洗濯時の摩擦が軽減できて、毛玉になるのを防ぐことが可能です。

洗濯機?それとも手洗い?

ニットは必ずクリーニング屋さんか手洗いで洗うしかないと誤解されがちな素材ですが、最近ではニット向けの機能を搭載している洗濯機も増えてきました。洗濯機のほうが汚れがしっかり落ちる場合もあるので、素材によっては洗濯機を使って洗ってもOKです。

洗濯機で洗うときには、ニット専用の洗濯洗剤を使用するのはもちろんですが、型崩れをふせぐために、まずは畳んでから洗濯用のネットなどに入れて洗濯してください。洗濯機での洗濯方法は、使っている洗濯機によっても異なるので、取り扱い説明書でニットの洗い方を確認して、手順通りに進めてください。

洗ったニットはどうしたらいいの?

手早く、日陰で乾燥させる

ニットはデリケートな素材なため、洗い終わってからしまうまでの過程でも、少し気を使ってあげたいところです。

直射日光の下で干してしまうと、陽に焼けてしまい、変色の原因になります。陽に焼けると、黄ばんで古臭い印象になってしまいます。それをふせぐためには、ニットを干すときは室内などの日陰で干すようにしてください。また、ニットはほこりなどがつきやすい素材な上に、長時間干しておくと型崩れを起こします。細いハンガーを使用すると、肩部分がのびてしまうことがあるので、厚みと丸みのあるハンガーにかけ、乾いたらすぐにおろすようにしましょう。

使用可能の表示があれば、ニットにもアイロンがおすすめ

吊るしたニットをおろしたあとは、洗濯表示の部分をもう一度確認してください。素材によっては、ニットでもアイロン使用可能のマークがついていることがあります。

ニットには、あまりアイロンを使用するイメージがない人が多いようですが、使用可能であればぜひニットにもアイロンをかけてあげてください。使用するアイロンはスチームアイロンが良いでしょう。水を含んで縮んでしまいがちな素材なので、アイロンであたためたところを少し左右にひっぱるようにして形を作ってあげると、ふっくらと柔らかいニットの手触りがみるみるうちに戻って着ます。

保存のときは、防虫、防カビ対策が必須!

お気に入りのニットを着ようとしたら、この前まではなかった場所に穴があいていてがっかりした経験はありませんか?ニットは、カビや虫食いといったトラブルが起こりやすい素材でもあり、一度穴があいてしまうともうどうにもできません。ニットをしまっているタンスには必ず防虫剤や防カビ剤を入れてください。

特に、夏場の間はニットの出番もぐっと減ってしまいますよね。衣替えのときにも、ニットはなるべく通気性が良い収納に入れ、防虫剤、防カビ剤を必ず入れましょう。虫食いというのはとても不思議なもので、化学繊維のニットよりも、カシミヤ100%などの上質なものほど被害をうけやすいものなので、覚えておいてくださいね。

日々のケアを理解すれば、お気に入りのニットも長持ちする

ニットをできるだけ長期間着るためには、少し面倒でも日頃のケアが欠かせません。正しいケアと洗濯、保管方法でお気に入りのニットを長期間楽しんでくださいね。

  • 着るたびに毛玉のケアをしよう
  • 洗濯機で洗えたり、アイロンをかけられるニットもある
  • 上質なニットほど、防虫防カビ対策を忘れないで
  • Facebook
    シェア
  • Twitter
    ツイート
  • はてなブックマーク
    はてブ

267



ページのトップへ