公開日:2017/06/26 最終更新日:2017/06/27

意外と知らないネット銀行の金利やメリットとデメリット

ネット銀行とは実店舗を持たないインターネット上の銀行です。簡単に口座を開設することができて、使い方次第ではメリットの多い銀行であると言えます。今回は、ネット銀行のメリットとデメリットの詳細に触れていきます。

ネット銀行とはどのようなもの?

インターネット上で取引することができる

一家に1台パソコンがあることが当たり前になってきた時代。パソコンを使うことで買い物をしたり語学を習得したりさまざまなサービスを受けることができるようになりました。同じくネット銀行も、インターネットを使用して銀行との取引ができる便利なサービスの1つです。

今までは直接銀行まで行かなければならなかった手続きが、インターネット上で簡単に行うことができます。仕事や家事が忙しくて銀行の営業時間内に手続きを行うことが難しい人や、24時間いつでも振り込みや振り替えをしたい人にとっては嬉しいサービスです。

ネット銀行を活用すると仕事やお金の管理が簡単にできるようになるので、最近は利用する人が増えてきています。

ネット銀行には3つの種類がある?

インターネット上にある銀行には主に3つのタイプがあります。1つ目は、通常の銀行が行っているサービスによるものです。例えば、ゆうちょ銀行なら「ゆうちょ銀行ダイレクト」みずほ銀行なら「みずほ銀行ダイレクト」というように、従来の銀行窓口で手続きをすることで、インターネットサービスの使用が可能になります。

2つ目は銀行がネット支店を持っているタイプです。最近は、店舗を持ちながらインターネット上にもネット専用の支店を持つ銀行が出てきています。

3つ目は、インターネット上にしかないインターネット専用銀行です。これが、ネット銀行と呼ばれているものです。実際の店舗を構えていないため、すべての取引や口座の開設をインターネット上で行います。

ネット銀行ではどんなことができるのか

ネット銀行では、インターネット上で自分の口座を開設し、取引専用サイトにアクセスすることでさまざまな手続きを行うことができます。もっともよく使用するのは、残高や入出金の照会ではないでしょうか。

従来なら、通帳に記帳することで確認していた情報を簡単にチェックすることができます。24時間いつでも確認できるため、とても便利です。

また、お金の振り込みや振り替えなども、インターネット上で行うことが可能です。他にも、定期預金や外貨預金の預入れや解約などの手続きも簡単に行えます。ただし、インターネット上ではできないのが現金の入出金です。これだけは、提携先のATMを利用して行います。

ネット銀行ならではのメリットとは

時間を気にすることなく使用できる

ネット銀行の最大のメリットは、24時間いつでも使用できるところです。土日祝日などに左右されることなく、システムメンテナンスが行われていない限り、時間を気にすることなく預金の管理や残高の確認、振り込みなどの処理をすることが可能です。

なかなか銀行に行く時間が確保できない人には、とても嬉しいサービスですね。引き落としの前に残高を確認しておきたい場合なども、手軽に操作することができます。

また、口座の開設も簡単で、面倒な書類手続きも最低限で済みます。普段からパソコンを使用する機会が多い人には、とても便利なシステムです。

貯蓄派に嬉しい!金利が高く手数料が安い

ネット銀行は実店舗を持っていないため、通常の銀行よりも運営費を安く済ませることができます。そのため、預金の金利が通常の銀行よりも高く設定されているのが大きなメリットです。

長期間貯蓄をする場合は、ネット銀行を利用した方がお得になる場合が多いです。預金管理や預金金額設定もインターネット上で設定できるため、定期預金を始めやすいという特徴もあります。

さらに、振り込み手数料なども通常の銀行に比べると安価になっています。振り込み処理が多い人の場合は、ネット銀行に移行することでコストダウンにつながることがあります。

不正引き出しには全額補償がある?

ネット銀行の利用を躊躇している人の中には、不正に引き出しが行われることがないのか不安に思っている人もいるのではないでしょうか。

万が一ネット銀行で預金が不正に引き出しされた場合は、預金者に過失さえなければ全額補償すると全国銀行協会が発表しています。これは、個人の預金者が銀行側に通知や説明をしたときに適用されます。

このように、万が一の事態に備えてネット銀行では補償が設定されています。他にも、不正行為が行われないように暗号化通信をとり入れている銀行サイトがほとんどです。銀行によっては細かな補償内容が異なるため、事前に確認するとよいでしょう。

ネット銀行が持つデメリットとは

IDやパスワードの管理には注意が必要

ネット銀行ではログイン時に本人確認を行っており、安全な取引をするためのIDやパスワードの入力が必須となっています。うっかりIDやパスワードを忘れてしまうと、利用したいときに管理画面に入ることができなくなります。

コールセンターに電話をしたり必要な手続きを取ったりすることで再度ログインできるようにはなりますが、かなりの手間です。IDやパスワードは忘れないようにしっかり管理することが大切です。

また、他人に教えたり誰でも分かる場所に貼っておいたりすると、不正ログインの原因にもなります。IDやパスワードは、銀行印代わりだと思って厳重に管理するようにしましょう。

使用できるATMが限られている

ネット銀行の場合、通常の銀行のように実店舗がありません。そのため、ネット銀行専用のATMがなく現金を引き出したいときに不便な思いをすることがあります。

また、ネット銀行によっては提携しているATMの種類が少なく、なかなかお金を引き出すことができない場合があります。インターネット上での取引は24時間できますが、現金の入出金はATMの稼働時間に左右されてしまいます。

ネット銀行をメインバンクとしたいときは、現金操作ができるかどうかも重要なポイントです。開設を考えるときには、事前にどこのATMと提携しているのか確認しておきましょう。

公共料金や税金の支払いができないことも

ネット銀行のデメリットとして、公共料金の支払い口座や税金の支払い口座として指定することができない場合があります。引き落とし先口座を1つにまとめたい場合は、別の銀行の口座を開設しなくてはなりません。

最近ではクレジットカードの支払い口座として使用できるネット銀行も増えてきてはいますが、ネット銀行によってはクレジットカードの引き落とし口座として対応していない場合もあるため、事前に確認をしてから申し込むようにしましょう。

今後、利用者が増えるにつれて改善されていく可能性もありますが、現段階では支払い口座を複数管理したくない人にとってはデメリットとなる場合もあります。開設の際には検討が必要です。

ネット銀行は特徴を活かした利用が大切!

ネット銀行ではインターネット上で簡単にお金の管理を行うことができます。しかし、メリットばかりではありません。特徴を把握して賢く利用しましょう。

  • ネット銀行は時間に縛られずに使用することができる
  • 金利が高くて手数料が安いため、預金におすすめ
  • 現金の引き出しはATMのみ
  • IDやパスワードの取り扱いには十分注意すること
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