公開日:2017/05/26 最終更新日:2017/06/16

側頭筋マッサージでほうれい線が目立たなくなるって本当?

ほうれい線が目立つようになると、実年齢よりも老けて見えるのだとか。老け顔対策には、ほうれい線対策が不可欠!こちらでは、ほうれい線を目立たなくするのに効果的な側頭筋マッサージをご紹介します。

ほうれい線が目立つようになる仕組み

肌の構造とほうれい線が目立つようになる関係

ほうれい線が目立ってくるのは、頬が垂れ下がるといった、肌のたるみが原因です。人は時間の経過とともにどうしても老化してしまい、肌もたるんできます。その他にも、老化だけでなく外部からの要因なども影響してきす。

パソコンやスマートフォンの普及に伴い、頭を下げて同じ画面をずっと見ていることが増えたことも、ほうれい線の原因となる肌のたるみの理由のひとつだと言われています。下を向いていると、頬にも重力がかかります。

同じ姿勢をとり続けると猫背気味になりますし、肌のたるみやほうれい線の原因にもなります。また、紫外線や乾燥といった要因も、お肌に影響を与えます。

多層構造をしているお肌がたるむ原因も多様

肌の厚みはせいぜい1.5mmほどで、とても薄いものです。肌は多層構造をしていて、表面は角質層で覆われた表皮です。角質層はブロック状になった角質細胞が重なってできています。このブロックをセラミドを主成分とする細胞間脂質がつないでおり、しっかり張り合わされていれば肌からの水分の蒸散を防いでくれます。

表皮の下にはコラーゲンやエラスチンが網状になっている真皮層があり、線維芽細胞やゼリー状のヒアルロン酸などがあることで肌の内側からの水分を保っています。真皮層の下には、脂肪層がメインの皮下組織があります。多層構造の肌は顔の表情筋に直接張り付いていて、このおかげで顔は細かな表情を作ることができるのです。

肌のハリがなくなるのは単純な理由ではない

真皮の中のコラーゲンやエラスチンが減ると、表皮を支える力も弱ってしまいます。肌のハリや弾力失われることで、ほうれい線などができてしまうのですが、肌の構造上が原因です。

肌が張り付いている筋肉が、衰えてきても肌はたるんでしまいます。この場合の筋肉は表情筋で、しっかりしていれば、その上に張り付いている肌にハリがあります。筋肉が衰えてくると、肌のハリがなくなり、たるんでしまうことです。

筋肉と骨格の関係でも、肌がたるむことがあります。骨格自体が老化などの要因によって縮んでくると、その上にある肌もたるんでしまいます。頭の側面にある側頭筋が衰えると、頬の肉がたるんでしまいます。

側頭筋を鍛えてほうれい線を解消!?

側頭筋ってどんな筋肉?どんな役割がある?

髪の生え際の肌をつまめるかどうか、試してみてください。もし、5mmくらいつまめると、側頭筋が衰えている証拠です。この衰えのために、皮膚がたるんでしまっているのですが、側頭筋が衰えるとほうれい線が目立つようになってしまいます。若返るためには、この部分を鍛える必要がありますね。

側頭筋は、文字通り側頭部にある咀嚼筋です。頭蓋骨のこめかみあたりの側面から下顎にかけて、側頭骨を覆うように付着しています。下顎神経を支配する筋肉で、側頭筋が固くなると下顎を引き上げることができなくなり、頬も上に引き上げられなくなります。奥歯を強く噛みしめることで、こめかみのあたりで側頭筋が活動しているのが感じられます。

側頭筋マッサージのほうれい線への影響

側頭筋を鍛えると、咀嚼力がアップします。筋肉がしっかり付くことによって、お肌のたるみが解消されてほうれい線も目立たなくなります。

強く噛みしめる癖があったり歯ぎしりなどの癖があったりすると、側頭筋が凝りやすくなります。視神経にも近いため、目を酷使すると側頭筋が凝りやすくなってしまいます。側頭筋が凝り固まってしまうと、こめかみ部分が大きくなってしまうことがあります。

側頭筋は頬を支えている筋肉でもあるので、側頭筋が凝り固まると頬にたるみが出てしまいます。側頭筋をほぐすことで、頬のたるみが解消、ほうれい線への良い影響も期待できるのです。

側頭筋マッサージでほぐすことによる効果

側頭筋をほぐすと、目の疲れや頭痛などの解消にも効果があると言われています。目が疲れた時に無意識のうちにこめかみに手を当てていることがあるかもしれませんが、これは意識しなくても体がケアしたい場所にアプローチしているということなのかもしれません。

側頭筋をほぐすと顎関節症にも効果がありますし、頭皮の血行も良くなります。こめかみの辺りが凝り固まっていると緊張がほぐれず、片頭痛の原因になることもあります。マッサージでほぐすことによって、片頭痛の解消も期待できます。マッサージを継続的に行うことによって、体のコリを予防することもできます。

側頭筋マッサージで側頭筋をほぐす方法

こめかみを手でマッサージする方法

まずは、側頭筋がどこにあるかを確認してください。側頭部に手のひらを当てて、顎が動く感じで口を開閉した時に動いているのが側頭筋です。

両手の手のひらで両耳を塞ぎます。耳の上に指が4本出ているはずです。そのまま指を立てて、前から後ろに円を描くようにマッサージします。その際、肌をなぞるのではなく、肌の下にある筋肉を動かすように意識してください。

人差し指、中指、薬指の3本を側頭筋やこめかみのあたりにあて、指で円を描くように回す、上向きに引き上げるように指を動かします。肌をこするのではなく、肌の下にある筋肉にしっかりアプローチするよう気をつけてください。お風呂上りや、湯船につかっている時など体が温まっている時に行うと、相乗効果でさらに効果が上がります。

ほうれい線に効果がある側頭筋マッサージ方法

  1. 耳をほぐします。耳をつかんで、上、斜め上、横、斜め下、下、の順に1回ずつ引っ張ってから耳を5回ほど回します。
  2. 耳上をほぐします。耳の上のくぼみの部分に親指の腹を当てて、10秒間、押し回します。それから、まっすぐ押し上げて、10秒ほど維持します。
  3. 髪の生え際をほぐします。指の腹を髪の生えぎわに当てて、頭皮を前後に揺らします。指の位置を、髪の生えぎわに沿ってずらしていきながら、まんべんなく10秒くらいかけてほぐしていきます。
  4. 側頭筋をほぐします。手のひらの肉厚な部分を、こめかみに当てて、前から後ろに向かって、円を描くように10秒くらい押しまわします。
  5. こめかみに手のひらの肉厚な部分を当てて、斜め上に引き上げます。動作をしながら、「さー」と声をだし、4秒間キープします。続けて、「し・す・せ・そ」も同じ様に続けます。

側頭筋を鍛えるのは難しくない?

側頭筋を鍛えるトレーニングも簡単です。5秒くらいかけて奥歯を嚙みしめ、同じくらいの時間をかけてゆっくりと緩めます。この動作を1セットとして、3回くらい位くり返します。あごを上にあげ気味にするとさらに効果が高まります。また、固いものをよく噛んで食べることでも、側頭筋を鍛えることができます。

側頭筋を鍛えると、顎関節症になりにくくなったり、片頭痛が緩和されたりといったことも期待できます。顔の筋肉も、体の他の筋肉と同様に鍛えるだけでなく、ほぐしてあげる必要があります。運動の前後にストレッチをして筋肉をほぐすように、顔の筋肉に関しても使って鍛えるだけでなく、定期的にほぐしてあげるようにしましょう。

側頭筋マッサージでほうれい線が目立たなくなる

  • 頬のたるみがなくなり、ほうれい線が目立たなくなる
  • 目の痛みや頭痛などの症状の緩和も期待できます。
  • 歯ぎしりといった問題にも良い影響があります。

こめかみから下顎にかけての側頭筋は、咀嚼筋で普段からよく使われている筋肉です。それだけに、定期的にマッサージをしてほぐしてあげると良い効果があります。

  • Facebook
    シェア
  • Twitter
    ツイート
  • はてなブックマーク
    はてブ

1,199