公開日:2017/06/15  最終更新日:2018/11/16

食事で、サプリで…どれが効果あり?コラーゲンの摂取法

人間に欠かせないコラーゲンは、タンパク質の一種です。体だけではなく肌の真皮にも存在し、肌の美しさにとっても必要な存在でもあります。そんなコラーゲンは加齢と共に減少しがち。補充するための摂取法の中では、どれが効果的なのでしょうか?

コラーゲンは体を構成するタンパク質

骨や筋肉にも存在するコラーゲン

コラーゲンという単語はすっかりおなじみになりましたが、肌によいという印象が強いかと思います。実際は肌だけではなく体の隅々に存在しているコラーゲンは、タンパク質の一種。

人の体重の約20%はタンパク質といわれていますが、そのうち約30%がコラーゲンであるとのことですから、体を構成するメインの物質の1つであると言えるでしょう。

コラーゲンが存在する場所は肌に4割近くと多いのですが、1~2割は骨や軟骨に、また内臓にも存在しています。細胞間にコラーゲンが存在することで、骨、軟骨、皮膚の細胞同士が結びついているという、大切な存在なのです。

肌の美しさを保つのにもコラーゲンが活躍

コラーゲンのうち半分の量は皮膚に存在しており、細胞同士を結びつけています。肌の真皮の7割はコラーゲンであるほど重要な存在ですが、真皮から表皮へと栄養を送っている働きも見逃せません。

コラーゲンはネット状に真皮に存在しているので、皮膚の弾力を保っています。つまりコラーゲンが減ってしまうと、肌の弾力やハリが失われてしまうのです。

また、コラーゲンは数個のアミノ酸で構成されている「ペプチド」と呼ばれる状態で吸収されますが、このペプチドは血液によって真皮の線維芽細胞へ運ばれて、コラーゲンやエラスチンなどを作る指令を発信しています。そのためペプチドが不足すると、ますます肌の弾力性は衰えてしまうのです。

加齢と共に減ってしまうコラーゲン

肌の美しさやハリを保つのに不可欠なコラーゲンですが、残念ながら年を取ると減ってしまいます。真皮に存在するコラーゲンが減ると肌のハリが失われて、顔がたるんだ印象に…

そんな重要な働きをもつコラーゲンですが、加齢とともに減少していきます。コラーゲンが減少すると肌の弾力は失われ、たるみに繋がっていきます。 また、真皮から表皮への栄養の受け渡しもスムーズに行かなくなり、肌のターンオーバーが乱れ、シミやくすみができやすくなってしまいます。

引用元:【医師監修】美肌をもたらすコラーゲンの働き | スキンケア大学

コラーゲンが減ると、体の他の部分にも影響があります。例えば髪が細くなったり、爪の質がもろくなったりという現象が見られる人もいるようです。

食事でコラーゲンを補う摂取方法

コラーゲンが多く含まれる食品とは

加齢と共に減ってしまうコラーゲンですが、何歳ぐらいからコラーゲンを補うことを意識したらよいのでしょうか?

コラーゲンは体の成長に合わせて増えるので、成長のピークを過ぎると減っていくといわれています。その年齢はなんと20歳頃なので、社会人になった頃から意識的にコラーゲンを摂取していく必要がありそうです。

コラーゲンを摂取するには色々な方法がありますが、1番簡単で続けやすいのが食事によって摂取する方法ではないでしょうか。

コラーゲンが多く含まれる食品は、すっぽん、くらげ、フカヒレ、鶏手羽先、牛すじなどがあげられますが、毎日食べるにはやや手に入れにくいものもあるので、サプリメントで補うという方法も意識してもよいかもしれません。

コラーゲンを手軽に摂れる、コラーゲン鍋

ところで数年前から話題になっている、コラーゲン鍋という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

コラーゲン鍋には、コラーゲンを多く含む食品を煮込んだものを鍋料理として食べるというものと、食品から抽出したコラーゲンをボール状にまとめたコラーゲンボールを鍋料理に入れるものがあります。

どちらもコラーゲンを摂れることには変わりないですが、前者は高価な食品や多種類の食材を揃えることがやや大変ともいえます。

後者は通販でも手に入る上に、価格も1個100円程度と手軽に使えるのがメリット。鍋料理以外にもスープに入れたりと、様々な料理に使えるのもうれしい存在です。

コラーゲン鍋は本当に体によいの?

実はコラーゲン鍋の効果は賛否両論で、摂取したコラーゲンがいったんアミノ酸に分解され、その後コラーゲンに再合成される際、全部使われるわけではないといわれています。

最近でも、摂取したコラーゲンがアミノ酸に分解されずに、コラーゲンペプチドとして血液に残ることによって、皮膚の下の真皮に働きかけ肌細胞を増やすという研究結果もあらわれています。

引用元:【専門家が監修】コラーゲン鍋に美肌効果はあるのか? | 美肌レシピ

しかし、まったく無駄というわけではないという報告もあるので、野菜なども一緒に食べ、バランスのよい食事の1つとして食生活に取り入れておきましょう。

サプリメントや注射でコラーゲン摂取

サプリを選ぶ際に気をつけたいこと

コラーゲンを食事で摂るには、食材の特殊性や、アミノ酸からコラーゲン再合成へのプロセスで使われる量が少ないなどのデメリットもあるので、100%の効果は期待しないでおいた方がよさそうです。

ではサプリメントで摂るコラーゲンはどうかというと、食品から摂るコラーゲンと同様、再合成においてはすべて使われるというわけではありません。そこでサプリメントを選ぶ際に気をつけたいのが、吸収率です。

これが高いと体に吸収される量が多くなり、より高い効果も期待できます。そして動物からとれたコラーゲンよりも、魚からのものの方が吸収率が高いといわれているので、そちらを選んでみてはいかがでしょうか。

持続性が期待できるコラーゲン注射

コラーゲンの摂取方法には、注射によるものもあります。個人差がありますが、半年以上効果がもつという人も。費用はかかりますが、見逃せない効果が期待できそうです。

しかし顔全体に効くものではなく、たるんだ部分などにコラーゲンを注入してふっくらさせるのが現在のコラーゲン注射の主な方法なので、過信は禁物です。

また、動物から採ったコラーゲンを使用した場合、人によってはアレルギー反応を起こす場合もあります。これを避けるためには、事前にテストを行うことがおすすめです。

ほかにも、注射を何回かにわけてしたところ、顔に凹凸ができてしまったという事例も報告されているので、評判のよいクリニックを選ぶことも大切かもしれません。

コラーゲン摂取で気をつけたいポイント

コラーゲンサプリメントを摂る際に、気をつけたいのがその内容です。添加物は含まれているのか、原料は何を使っているのか、素材はどこで獲れたものなのかなどを、メーカーサイトで調べておきましょう。

コラーゲンは摂取すればするほど良いというものではありません。コラーゲンは胃の中でアミノ酸に分解されますが、排出しきれない余分なアミノ酸は脂肪になり、セルライトの原因にもなります。

引用元:【医師監修】美肌をもたらすコラーゲンの働き | スキンケア大学

注射も同様で、どのようなコラーゲンを使用しているのか、安全かどうかを確認するためにも、美容クリニックに直接訪ねてみるとよいでしょう。

コラーゲンの摂取で効果を過信しないこと

  • 骨や軟骨にもあるけれど、コラーゲンが1番多く存在するのは皮膚
  • 食事やサプリメントでの摂取は、すべてが再合成に使われない可能性も
  • コラーゲン注射はデメリットもあるので慎重に

成長のピークを過ぎると、加齢と共に失われてしまうコラーゲン。様々な方法で意識して摂取し、肌のたるみを防止したいものですが、効果に関しては過信しすぎず、サプリメントとしてうまく取り入れるとよいかもしれません。

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