公開日:2017/05/19 最終更新日:2017/08/08

コラーゲンを効果的にとって美肌に!経口摂取の時に気を付けたいこと

美肌のために欠かせない栄養素といったらコラーゲンですよね。近年ではさまざなアイテムも販売されており、毎日摂取している方も多いのではないでしょうか。コラーゲンの機能や適切な摂取方法などをご紹介します。

コラーゲンから得られる効果を知ろう!

美肌を作り出すたんぱく質

人間の身体を構成するたんぱく質のうち30%はコラーゲンなことをご存知でしょうか?たんぱく質の中でも弾力に優れた成分を持ち、美肌を保つには欠かせない栄養素です。コラーゲンは肌の真皮層に網目に張りめぐらされており、肌の弾力や張りをキープするための大切な役割を果たしています。

コラーゲンは20歳前後を目安に年齢と共にその機能が衰え、不足してしまうと皮膚のハリを保つ事ができなくなり、シワやたるみの原因になってしまいます。1度できてしまってからでは中々元通りに修復できないので、予防として日々意識してとる事が重要です。女性としてはいつまでも若々しい肌でいられることは理想ですよね。そのためにも日々の努力と積み重ねが美肌でいるための1番の近道なのです。

関節の軟骨維持にも大きな役割

たんぱく質で出来たコラーゲンは、体の様々な部分を作るための栄養素です。皮膚だけでなく関節にある軟骨部分にも大きな役割を担っています。関節のクッション代わりである軟骨の成分はヒアルロン酸、グルコサミン、コンドロイチン、コラーゲンなどです。もちろんどの成分も重要で軟骨の維持には欠かせませんが、コラーゲン不足は表面の肌だけでなく、クッションの役割を果たしている軟骨をすり減らせてしまう大きな原因の1つです。

年齢と共に現れる関節の痛みは老化と共に起きるコラーゲンの減少と大きく関わります。1度すり減ってしまった軟骨は簡単に元には戻りません。外見だけでなく体の内側も健康に維持するために、日々のコラーゲン摂取は欠かせない、大きなポイントです。

骨も血管もコラーゲンで出来ている

実はあまり関係ない様に見える骨の部分にもコラーゲンは重要な役割を行っています。骨の中心で支えになっている成分も実はコラーゲン。その周りにカルシウムが付着し丈夫で健康な骨を作り出してくれます。

また、体中に張り巡らされている血管にもコラーゲンが大きくサポートしています。皮膚同様、血管の張りや弾力性を保ち、傷ついてしまった時にはその修復にも大きく関わってきます。コラーゲン不足は血管を傷つけ老化させる原因となるので注意が必要です。その他にもコラーゲンは筋肉や髪や爪、治癒力の向上、血管が健康になる事で血圧や血糖値を調整する重要な役割を担っています。美容だけでなく体のメンテナンスにも重要な栄養素なのです。

コラーゲンを効率よく経口摂取するために

コラーゲンを安定させるビタミンC

コラーゲンは1日に約5000mgから10000mgの摂取が目安となります。1日の食事の中でとることが難しいという方にはサプリメントなどでの摂取が良いですが、なるべく普段の食事から摂取したいですよね。経口摂取をするなら効率よくしっかりと吸収させなければなりません。せっかくコラーゲンを沢山とっても、吸収されなければ意味がなくなってしまいます。そこで気を付けなければならないのは一緒に摂取する栄養素です。

その中でもビタミンCは、摂取したコラーゲンを体内で安定させてくれる役割をしてくれる重要な栄養素として有名です。コラーゲン摂取の中でもキーマンとなります。食事から摂取する際は緑黄色野菜などと一緒にとるのが望ましいでしょう。

コラーゲンの原料トリプトファン

あまり聞きなれない「トリプトファン」も一緒に摂取したいものの1つ。動物性のたんぱく質やご飯やパン、麺などの穀類、乳製品に含まれている必須アミノ酸です。必須アミノ酸とは人間の体内で作り出すことが出来ず、外部から経口摂取しなければならないアミノ酸のことを言います。

元々、人間の骨や皮膚、コラーゲンもアミノ酸が原料となって作り出されており、トリプトファンの摂取は必須です。不足するとコラーゲンの働きが弱まり、減少の原因につながってしまいます。ダイエットや減量など、意識的に抜きがちになってしまう炭水化物もバランスよく普段の食事に取り入れなければなりません。コラーゲンを経口摂取するにあたって欠かすことの出来ない重要な栄養素と言えるでしょう。

コラーゲンを繋ぎあわせるエラスチン

たんぱく質の1種である「エラスチン」はヒアルロン酸やコラーゲンと同様、皮膚の真皮部分にある成分です。エラスチンは繊維状の形態でコラーゲン同士を結合し網目状にする役割を担っています。伸縮性のあるゴムのような性質で肌のふんわり感や弾力はこのエラスチンのおかげです。繊維性のたんぱく質は古くなった細胞のオーバーターンの役割をし、これが上手く働かないとシミなどの原因になります。

繊維性のたんぱく質ということもあり、エラスチンが多く含まれる食品は、牛筋や豚の筋肉、カツオの伸縮運動が激しい心臓近くや、馬肉の腱や靭帯部分など、激しい負荷のかかる部分に多く含まれています。中々手に入らない部分も多く、不足しがちなエラスチンを補うサプリメントも多く出ています。食事と組み合わせて上手に摂取しましょう。

コラーゲンの吸収を妨げる栄養素

高脂肪食品の摂取はコラーゲンを衰えさせる

揚げ物やスナック菓子、ファーストフードなど、沢山油を使って調理しているものや含まれているものには要注意。油分を多くとることで体内の「抗酸化作用」が多く消費され、せっかく経口摂取したコラーゲンも意味がなくなってしまいます。

抗酸化作用とは、体に取り入れた酸素を私たちの体の中で循環させエネルギーとして働くうちに生まれる「活性酸素」を抑えてくれる働きをしています。活性酸素のが増えると老化の原因や血管や細胞を傷つけ病気の原因となり、これを体内で処理してくれる作用が抗酸化作用です。油分の多い食品は消化、吸収に負担がかかり、活性酸素を多く作り出します。しかし完全に油分をとらないようにしてしまうと肌の乾燥につながります。とりすぎず、バランスの良い食事が大切です。

過剰な糖質摂取はコラーゲンを糖化させる

コラーゲンは「糖化」するのをご存知ですか?糖化とは過剰に糖分を摂取する事で、体に吸収されなかった余分な糖分がたんぱく質と結合し、結びついたたんぱく質が劣化してしまう事をいいます。コラーゲンももちろんたんぱく質。糖化されたコラーゲンは硬くなり、お肌の弾力や張りがなくなる原因となって老化減少へつながります。また、糖は脂肪の栄養素でもあり、脂肪がつく事で皮膚が重くなって垂れ下がり、たるみの原因ともなりえます。

そして何より怖いのは病気の誘発です。糖化は美容のみならず、動脈硬化、糖尿病、がんなどの原因にもなります。甘いものが好きでついつい摂りすぎてしまう人は日頃の食生活を見直し、注意しましょう。

糖化を防ぐための3つのポイント

1つ目は糖の代謝を促す事。
代謝を促し燃焼、排出するのが大切。そのために必要な栄養素はビタミンB1、αリポ酸、コエンザイムQ10などです。

2つ目は糖の吸収を抑えること。
そのためには食物繊維が必要です。これは糖と一緒に摂ることで体内の糖の吸収を抑えてくれます。中でもわかめや焼き海苔など海藻類に多く含まれ、食物繊維を多く取り入れることでコラーゲンの糖化を防いでくれます。

3つ目は糖化を妨ぐこと。
たんぱく質と糖が結合するとAGEs(終末糖化産物)という有害物質に変化してしまいます。とりすぎてしまったとしても、このAGEsになる前に妨げることができればまだ間に合います。糖化を防ぐために有効とされている食材が、生姜、シナモン、緑茶など、抗酸化作用に優れた食材です。AGEsになる前にコラーゲンをはじめとするたんぱく質と糖の結合を防ぎ、身体の外に排出してくれます。

コラーゲンをしっかり吸収するために

  • コラーゲンの吸収を促す食品や栄養素と一緒に摂取する
  • 高脂肪食品は活性酸素を生み出しコラーゲンを減少させる
  • 糖化を防ぎ、柔らかいコラーゲンを保つ

コラーゲンの効果をしっかりと引き出すには日頃の食生活の見直しが大切。食事から健康的に美肌を手に入れましょう。

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